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白玉点滴?肌が白くなるって本当?本当の効果は果たして・・・!?

公開 2020年1月24日
更新 2023年12月3日

1.白玉点滴とは
2.美白について
3.白玉点滴の主成分、グルタチオンについて
4.グルタチオンと美白とのつながり
5.白玉点滴の方法
6.まとめ

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MBC・麻布十番 院長
立花 義浩
監修者

専門科目:皮膚科/美容皮膚科。北海道大学精神医学教室、北海道大学救急医学教室、東京慈恵医大救急医学教室にて修練を重ねた経験をもつ。また、銀座にて美容皮膚科医として、都内皮膚科クリニックにて、皮膚科医としての勤務経験をもつ。

白玉点滴とは

白玉点滴に興味があるそこのあなた。周りからの評判やネットの口コミ、様々な記事を既に読まれたことと思います。白玉点滴は美白に効果がある点滴ということで女性に大人気の美容点滴の一種ですね。これについてはもうお分かりかと思います。ポイントは、即効性はないので継続的に点滴をする必要があるという事、美白成分のグルタチオンが主成分であること、このグルタチオンにはメラニン色素を抑制・排出する機能と抗酸化作用があることですね。この辺はどこの記事を読んでもだいたい書いてあることではないでしょうか?

特に大きな副作用はなさそうだし、いろんな人がやっているからOKという方はそのまま予約に進んでいただくのが良いと思いますが、当クリニックでは皮膚科を併設しておりますので更に詳しく、しっかりと理解を深めて頂きたいという思いからこの白玉点滴なるものについて、さらに詳しく解説していきたいと思います。

美白について

当然白玉注射を検討されている方は、美白についてのお悩みがあるのではないかと思います。より白くなりたい、黒くなってしまったのを白くしたい等、お悩みには様々な種類があるかと思います。そんななか、美容医療という観点から何がどのように作用していくのか考えていくことはとても意味のあることだと思います。せっかく大切なお金を使い白玉点滴を打ったのに効かなかったというのは、本当に残念なことです。なぜなら、こんな悲しいことは、事前に勉強することで簡単に防げてしまいます。そこで、あなたのお悩みに対して白玉注射が本当に効果があるのか、検証していきましょう。

白玉点滴の主成分、グルタチオンについて

皆さんはこれが本当に効果があるかどうか調べるときにどのように調べますか?多くの人は、インターネットで調べると思いますが、こういった調べ物をするときはまず、その成分自体について調べることが重要です。「白玉点滴 効果」「白玉点滴 口コミ」こういったワードで検索しても深い情報にはなかなかたどり着けないのです。夢のある話は沢山転がっています。それが正しいとしても、自分に当てはまるかどうかは自分で勉強することがとても重要です。

さて、「グルタチオンとは」と検索すると某フリーネット辞典での説明が出てきます。ここから調べていくと、難しい話が沢山出てきますね。勉強していないと理解できませんし、そもそもこれが正しいかどうかの判断ができません。そこでわかる部分を拾っていくのですが、グルタチオンには抗酸化作用と解毒作用があるということがうっすらとわかると思います。ではこの情報が正しいかどうか、また、抗酸化作用と解毒作用がどのように「美白」に紐づくのかという情報を探していきましょう。

グルタチオンと美白とのつながり

さて、先ほどグルタチオンには抗酸化作用と解毒作用があることがわかりました。酸化が何故美白に関係するのかというと、実はメラニンが体内で作られる過程において、酸化という段階が含まれているのです。メラニンも元々アミノ酸でできていますが、アミノ酸の一種が酸化して黒色メラニンになっていくという事がわかっています。つまりこの過程を抗酸化作用で妨害できるというのがグルタチオンが美白に関係する理由です。つまり、つくられている最中に酸化を防止しアミノ酸がメラニンになることを防ぐことができる、ということです。もう一つは、抗酸化作用によって活性酸素を減らすことが出来るので老化物質である過酸化脂質などの生成も抑えることが可能となることがわかってきますね!

メラニンは美白の敵ではありますが、もともと体を紫外線から守るものなので毒ではありません。従ってグルタチオンのもつ解毒作用で排出はされません。この解毒作用に有効なのは、お酒です。

これらのことから1つ見えてきたことがあります。結論から言うと、黒い肌の人が白い肌になるというわけではありません。どちらかというと継続的に摂取するからこそ意味のある、メンテナンス的な意味合いが強い成分であるという事がわかってきますね。つまり、例えば、日焼けを防ぐという意味では日差しの強い夏に定期的に白玉点滴を打つとか、日焼け止めを塗り忘れてしまう秋冬に呼ぼうという意味で白玉点滴を打つとかこういった利用方法が適していると考えられます。また、エイジングケアのひとつという意味では定期的に白玉点滴を打つのは有効と思います。

ではなぜ、白玉点滴で検索をすると、あの某有名な歌手「ビヨンセ」の名前を冠した名前があったりするのか、疑問を感じる方も多いと思います。黒い人が白くなったんじゃないの?と思ってしまいますよね。こちらは、ビヨンセがやっていてトーンが明るくなったのでは??といううわさ話があっただけで、有名人の名前にあやかっているだけしょう。とても分かりやすいですが、黒い肌が白くなると勘違いしてしまう人もおおいかもしれませんね。実際私でも探してみましたが、海外の英語のウェブサイトを見てみても、ビヨンセがやっていると噂の!というなんともゴシップ感あふれる記事しかでてきません。やっていたとしても、継続的にやっていて日焼けを防いだり、肌のトーンをキープしているという方が正しいでしょう。

白玉点滴の方法

グルタチオンは経口摂取も可能ではあります。ただ、病院でうける点滴と一緒で、栄養素や薬は細胞に取り込むためには直接血管内に注入したほうが効率が良いです。そういう意味で点滴を打つわけですが、特に想像していただいている点滴と大差はありません。どこもだいたい同じです。まともな医療機関であれば問題になることはありません。

まとめ

さて、ここまで読んでいただいた方にはもうお分かりとは思いますが、白玉点滴で黒い人が白くなることはありません。ただ、白玉点滴の有効成分であるグルタチオンが美白状態を保ったり、色素沈着を防ぐために有効な成分という事は間違いありません。夏に継続的に白玉点滴をうったり、秋冬にも予防のために打ったり、老化を防ぐために打ったり、効果がある方法もあります。当クリニックは美容だけでなく、皮膚科も併設しており、しっかりとした根拠に基づいてカウンセリングを行っております。白玉点滴を考えている際は是非当クリニックにお越しください。美容だけでなく、様々なお肌のお悩みに対してしっかりとご説明します。