【医師監修】シミを消す治療法を徹底比較|種類・保険適用・レーザー・料金まで解説

「このシミ、消せるのかな?」「レーザーとフォトフェイシャルはどっちがいい?」「保険が使えるケースもある?」――シミ治療を検討する際、気になる疑問は尽きません。

シミにはさまざまな種類があり、それぞれに最適な治療法が異なります。この記事では、シミの種類別に治療法を比較し、料金・ダウンタイム・効果の違いをわかりやすく解説します。

目次
  1. シミの種類と特徴
  2. シミ取り治療法の比較
  3. シミ取りで保険適用になるケース
  4. 治療法の料金・効果・ダウンタイム比較表
  5. MBC・麻布十番のシミ治療
  6. よくある質問

シミの種類と特徴

「シミ」と一口に言っても、原因や見た目はさまざまです。治療法を選ぶためには、まず自分のシミの種類を正しく知ることが第一歩です。

老人性色素斑(日光性色素斑)

最も一般的なシミで、紫外線の蓄積が主な原因です。境界がはっきりした茶色い斑点として、顔・手の甲・腕などに現れます。30代以降に増えやすく、加齢とともに濃くなる傾向があります。ピコスポットレーザーやフォトフェイシャルが効果的です。

肝斑(かんぱん)

30〜50代の女性に多い、頬骨や額に左右対称に現れるぼんやりしたシミです。女性ホルモンの影響や摩擦刺激が原因とされています。強いレーザーを当てると悪化するリスクがあるため、レーザートーニングや内服薬(トラネキサム酸)での治療が中心になります。

そばかす(雀卵斑)

鼻を中心に散在する小さな褐色の斑点で、遺伝的な要因が大きいシミです。幼少期から現れ、思春期に目立つようになることが多いです。フォトフェイシャルやピコレーザーで改善が期待できます。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

真皮(肌の深い層)にメラニンが存在するシミで、灰色がかった褐色をしています。頬骨付近に左右対称に現れ、肝斑と間違えられることもあります。表皮への治療では改善しないため、Qスイッチレーザーやピコレーザーなど深い層に届く治療が必要です。

炎症後色素沈着(PIH)

ニキビやケガ、虫刺されなどの炎症が治った後に残る茶色い跡です。時間とともに薄くなることも多いですが、紫外線を浴びると定着してしまいます。ピーリングや外用薬(ハイドロキノン・トレチノイン)での治療が有効です。

脂漏性角化症(老人性イボ)

加齢とともにできる褐色〜黒色の盛り上がったシミです。紫外線と加齢が原因で、次第に厚くなります。レーザーや液体窒素による除去が一般的です。

シミ取り治療法の比較

シミ治療にはさまざまなアプローチがあります。それぞれの特徴、メリット・デメリットを見ていきましょう。

ピコスポットレーザー

ピコ秒(1兆分の1秒)単位のパルスでメラニンを粉砕する治療法です。従来のQスイッチレーザーよりも周囲の皮膚へのダメージが少なく、ダウンタイムが短いのが特徴です。

ピコトーニング(レーザートーニング)

低出力のレーザーを顔全体に照射し、メラニンを少しずつ減らしていく方法です。肝斑にも対応できる数少ないレーザー治療です。

フォトフェイシャル(IPL治療)

IPL(光)を顔全体に照射し、シミ・くすみ・赤みを同時にケアする治療です。レーザーよりマイルドな作用で、肌全体のトーンアップが期待できます。

ケミカルピーリング

酸性の薬剤を塗布し、古い角質を除去してターンオーバーを促進する治療です。シミの予防・改善だけでなく、肌の透明感を高める効果もあります。

外用薬(ハイドロキノン・トレチノイン)

ハイドロキノンは「肌の漂白剤」とも呼ばれるメラニン生成抑制剤、トレチノインはターンオーバーを促進する塗り薬です。自宅で毎日塗るだけなので手軽に取り組めます。

内服薬(トラネキサム酸・ビタミンC)

トラネキサム酸は肝斑治療の第一選択薬で、メラニンの生成を抑える作用があります。ビタミンCやビタミンEの内服と併用することで、シミの予防・改善効果が高まります。

シミ取りで保険適用になるケース

美容目的のシミ治療は原則として自由診療(保険適用外)です。しかし、以下の疾患と診断された場合は、保険適用でレーザー治療を受けられる可能性があります。

保険適用の可能性がある疾患

保険適用の場合、自己負担額は3割で数千円〜2万円程度になります。ただし、保険適用の可否は医師の診断が必要です。一般的なシミ(老人性色素斑・肝斑・そばかすなど)は保険適用にはなりません。

「自分のシミは保険が使えるか?」と気になる方は、まずは皮膚科で診察を受け、シミの種類を正確に診断してもらうことをおすすめします。

治療法の料金・効果・ダウンタイム比較表

代表的なシミ治療法を、料金・効果・ダウンタイム・治療回数で一覧比較しました。

治療法 適応するシミ 料金目安(税込) ダウンタイム 治療回数目安 即効性
ピコスポットレーザー 老人性色素斑、そばかす、ADM 顔全体10個まで 29,800円 7〜10日(テープ保護) 1〜3回 ★★★★★
ピコトーニング 肝斑、くすみ、色ムラ 1回 15,000〜25,000円程度 ほぼなし 5〜10回 ★★☆☆☆
フォトフェイシャル 薄いシミ、そばかす、くすみ 初回 9,980円〜 / 1回 16,500円〜 ほぼなし〜数時間の赤み 3〜5回 ★★★☆☆
ケミカルピーリング 薄いシミ、くすみ、PIH 初回 9,980円 / 1回 12,000円 ほぼなし〜1〜2日の赤み 5〜10回 ★★☆☆☆
外用薬
(ハイドロキノン等)
薄いシミ、肝斑、PIH 月 2,000〜5,000円程度 赤み・皮むけの可能性 2〜3か月継続 ★★☆☆☆
内服薬
(トラネキサム酸等)
肝斑、薄いシミ予防 月 3,000〜5,000円程度 なし 2〜3か月継続 ★☆☆☆☆
シミの種類別おすすめ治療法

MBC・麻布十番のシミ治療

MBC・麻布十番では、シミの種類を正確に診断した上で、一人ひとりに最適な治療プランをご提案しています。

主なシミ取りメニュー

これらの施術を単独で行うほか、内服薬や外用薬と組み合わせることで、より高い効果が期待できます。肝斑が混在するケースでは、レーザートーニングとトラネキサム酸の内服を併用するなど、複合的な治療計画を立てます。

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よくある質問

老人性色素斑(日光性色素斑)であれば、ピコスポットレーザー1回の照射でかなり薄くなるケースが多いです。ただし、肝斑が混在している場合はレーザートーニングや内服薬を組み合わせた複数回の治療が必要になります。シミの種類によって必要な回数が異なるため、まずは医師の診断を受けることが大切です。

美容目的のシミ治療は原則として保険適用外(自由診療)です。ただし、太田母斑・異所性蒙古斑・扁平母斑・外傷性色素沈着などの疾患と診断された場合は、Qスイッチレーザーによる治療に保険が適用されることがあります。まずは皮膚科を受診し、医師の診断を受けてください。

肝斑は左右対称に頬骨のあたりにぼんやりと広がるのが特徴です。一方、老人性色素斑は境界がはっきりした茶色い斑点として現れます。ただし、肝斑と老人性色素斑が重なっている場合も多く、自己判断は難しいため、医師による正確な診断をおすすめします。肝斑に誤って強いレーザーを当てると悪化する恐れがあるため、診断は非常に重要です。

治療法によって異なります。ピコスポットレーザーの場合、照射部位に保護テープを7〜10日間貼る必要があり、一時的にかさぶたができます。フォトフェイシャルは赤みが数時間〜翌日には落ち着くことが多く、ダウンタイムがほぼありません。ケミカルピーリングも軽い赤みや乾燥が1〜2日程度です。ライフスタイルに合わせて治療法を選ぶことが可能です。

市販のクリームに含まれる美白成分は、メラニンの生成を抑える予防的な効果が中心です。すでにできたシミを消すには、レーザーや医療用の高濃度ハイドロキノンなど、医療機関でしか扱えない治療が有効です。特に表皮より深い位置にあるシミ(ADM等)は、市販品では改善が困難です。

※本記事に記載の治療は、一部を除き自由診療(保険適用外)です。
※効果には個人差があります。治療結果を保証するものではありません。
※料金は税込表示です。料金は改定される場合があります。最新の料金はクリニックにお問い合わせください。
※治療にはリスク・副作用(赤み、腫れ、色素沈着等)を伴う場合があります。医師の説明を十分にお受けください。

記事監修:MBC・麻布十番 院長
年間3万件以上の施術実績を持つMBC・麻布十番が、最新の医学的知見に基づき記事を監修しています。