医療脱毛や美容メニューを受ける男性が増えてきている！？

最近男性でも美容に対する意識が高くなってきています。特に若い世代では化粧をするという男性もいるほどで、昔からは考えることはできない時代に変化に戸惑う方もおおいのではないでしょうか？さすがに一昔前みたいに固形石鹸で髪も顔も体も洗うんじゃ！という「THE漢」という方はあまり見なくなってきましたが、まだ、医療脱毛や美容クリニックの美容メニューには抵抗がある、いやむしろ、考えたこともなかったという方は多いのではないでしょうか？

今回は、実は日ごろ抱える男性特有の悩みから解放される男性の医療脱毛と、男性でも効果がある美容クリニックのメニューをご紹介していこうと思います。

MBC・麻布十番 院長

立花 義浩

監修者

専門科目：皮膚科/美容皮膚科。北海道大学精神医学教室、北海道大学救急医学教室、東京慈恵医大救急医学教室にて修練を重ねた経験をもつ。また、銀座にて美容皮膚科医として、都内皮膚科クリニックにて、皮膚科医としての勤務経験をもつ。

1.男性の医療脱毛
2.ヒゲ脱毛
3.VIO脱毛
4.乾燥肌について
5.ケミカルピーリング＆イオン導入
6.まとめ

男性の医療脱毛

まずは基本的な、「脱毛」についてご説明します。脱毛にはいくつか種類があります。カミソリを使用して剃る、ピンセットを使用して抜く、このふたつがメジャーな２つの方法かと思いますが、エステで光脱毛を行う、ブラジリアンワックスで抜く、医療クリニックでレーザー脱毛を行う、この辺があまり接点のない方法かもしれません。

まず、エステで光脱毛についてですが、やめたほうが良いでしょう。理由はエステで使用している光脱毛器は効果が弱く、女性よりも太い毛をもつ男性には時間がかかりすぎて向いていないと思います。これをするくらいなら、一般家庭用の光脱毛の機械を購入して、家で少しずつやったほうがまだ気が楽ではないでしょうか？

つぎにブラジリアンワックスですが、例えば陰部周りなどについては、一度トライしてみても良いかもしれません。陰部、肛門周りをピンセットで抜くというのは考えただけで気が遠くなりますが、ブラジリアンワックスは毛の根本からワックスごと固めてしまいワックスごとはがしていく為、一気に抜くことが出来ます。つまり、時間がかかりません。そして、実際に剃毛したときにどんな感じになるのかというのを一時的に体験していただくことができます。気に入らなかったらまた生えてくるというのはこの場合メリットにもなるでしょう。ただ、本当に毛がいらないというご判断をなさった場合、しばらく経つと生えてきてしまうのでおススメできません。

さて、次に医療レーザー脱毛についてご説明します。こちらは現在最もおススメな方法です。一般的にレーザーはメラニン色素（毛根）に反応（破壊）させるため、毛が濃い＝メラニン色素が多い＝破壊するためには高出力が必要＝痛いという残念な方程式が成立してしまいます。そして、その痛さは二度とやりたくないという人もいる程です。つまり、例えばヒゲ脱毛は思いのほか痛い、毎日剃れば良いや！というのが今までのレーザーでした。当クリニックで採用しているレーザーはダイオードレーザーといい、毛根自体ではなく、毛根に栄養を供給している毛包幹細胞という部分に対してアプローチします。従って、従来のような痛みは軽減することが可能です。