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脱毛効果を得るための自己処理のポイントと部位別の注意点について!

公開 2021年9月21日
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MBC・麻布十番 院長
立花 義浩
監修者

専門科目:皮膚科/美容皮膚科。北海道大学精神医学教室、北海道大学救急医学教室、東京慈恵医大救急医学教室にて修練を重ねた経験をもつ。また、銀座にて美容皮膚科医として、都内皮膚科クリニックにて、皮膚科医としての勤務経験をもつ。

脱毛前の自己処理が必要な理由とは?

きちんと処理をすることで火傷のリスクを下げる

脱毛前の自己処理

脱毛機器のレーザーや光は、毛の黒い色素(メラニン色素)に反応します。
余分な体毛が残っていると、レーザーがムダ毛に反応してしまい、皮膚の表面にも熱が伝わって火傷や炎症などのリスクが発生してしまいます。

脱毛効果が下がる場合も

本来毛根にピンポイントに作用するはずの熱エネルギーが、毛先へと分散されてしまいます。これにより、毛根に十分に熱が与えられず、理想的な脱毛効果を得られなくなってしまいます。

施術時間に影響してしまう

当院では、部位に合わせた施術時間を設定しております。改めて剃毛が必要になった場合、剃毛に時間を取られることで照射の時間が圧迫されてしまいます。場合によっては本来の施術範囲を照射しきれない場合もございます。
施術が長引いてしまうとお客様のご負担も増えてしまうため、事前の自己処理がとても大切になってきます。

自己処理はどうやってするの?

自己処理の方法

適当なお手入れは肌トラブルのもとです。お肌が荒れてしまうと施術ができなくなってしまう場合もありますので、正しい自己処理方法で行いましょう。

おすすめは電気シェーバー

自己処理には、基本的に電気シェーバーがおすすめです。
電気シェーバーはお肌への負担が少なく、効率よくお手入れが可能です。

脱毛クリームやワックス、毛抜きはNG

脱毛クリームはお肌への刺激が強いため、肌トラブルを起こすと施術ができなくなってしまいます。
また、ワックスや毛抜きで処理をしてしまうと、毛根から毛を抜いてしまうためレーザーが反応できなくなり、施術の効果が得られなくなってしまいます。

自己処理はいつすればいいの?

前日or当日がおすすめ

部位により毛の伸び方にも違いがあること、時間が開きすぎても毛が長くなってしまい火傷のリスクが上がってしまうので、前日or当日に剃っていただくことをおすすめしています。
適度なタイミングで自己処理を行うように気を付けましょう。

自己処理のポイント

毛の流れに沿ってシェービング

お手入れの際、なるべく毛の流れに沿ってシェービングをしていきます。

自己処理の前後は保湿ケア

自己処理の前後には、クリームやローション等でしっかりと保湿を行ってください。

自己処理の部位別注意点

背中・太もも裏側・おしりは可能な範囲でお手入れを

背中・太もも裏側・おしりなどは、一人ではなかなか手が届きにくく、確認も難しい部位です。無茶なお手入れは怪我のもとにもなりますので、無理せず可能な範囲のみシェービングをしましょう。また、なるべく電気シェーバーし合わせ鏡などで確認しながら行いましょう。

VIOはまずハサミでカット

比較的長さのあるVIOの毛については、ハサミである程度短くカットしてから、電気シェーバーで毛の流れに沿ってお手入れしていきましょう。
Vラインは希望するデザインに合わせて処理しましょう。
ハイジニーナ(全処理)をご希望の方は、デリケートゾーン全体を照射するのでVラインすべての毛を剃っておく必要があります。
I・Oラインは鏡越しに確認しながら電気シェーバーで少しずつ剃っていきましょう。
特にOラインは、お手入れ箇所の確認が難しいので、くれぐれも無理は禁物です。

MBC・麻布十番(皮膚科・美容皮膚科)では、手の届きにくい部位の剃り残しはスタッフが剃毛を行うプランもご用意しております。
ただし自己処理の剃り残しが多いと、シェービングに時間が取られ、予定の施術範囲を時間内に照射できない可能性がございます。全身脱毛の施術前は可能な限りの自己処理をしていただきますようお願いいたします。