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お腹の脂肪を落とす方法は?本気で痩せたい人におすすめの医療ダイエット「マンジャロ」を紹介

更新日

「本気で痩せたい」「ダイエットをしてもお腹の脂肪が全く落ちない」そんな悩みを抱えていませんか?

近年、糖尿病治療薬の一種「マンジャロ(GIP・GLP-1受容体作動薬)」を使用した医療ダイエットが注目されています。一方で「糖尿病の薬を使って大丈夫?」「副作用が心配」と不安のある方も多いのではないでしょうか。

この記事では「マンジャロ」の薬の効果や副作用、そして医師が診察するMBCクリニックだからこそ安心できるポイントを、わかりやすく解説します。

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MBC・麻布十番 院長
山崎 禮子
監修者

聖マリアンナ医科大学医学部付属病院皮膚科、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院皮膚科にて勤務したのち、医療法人社団奏愛会 おおふな皮膚科など皮膚科クリニックにて研鑽を重ね当クリニックにて勤務。

長岡 志帆
薬剤師
長岡 志帆
ライター

耳鼻科、眼科、内科、小児科、婦人科、皮膚科、精神科、整形外科などの処方箋を扱う調剤薬局勤務と卸売販売業を経験。現在スポーツファーマシスト、ライターとしても活動している。健康食品管理士、くらし薬膳アドバイザー等の資格も取得し、薬と健康の相談や情報提供を行っている。

お腹の脂肪が落ちにくい理由

お腹の脂肪は「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2つに分けられ、それぞれ異なる性質を持っています。

「内臓脂肪」は主に腹筋の内側、内臓周囲に蓄積する脂肪で、外からつまめないぽっこりお腹が特徴的です。主に男性や閉経後の女性に多く、生活習慣病のリスクを高める要因となります。この「内臓脂肪」はエネルギーに使われやすく、比較的減らしやすい性質があります。

一方「皮下脂肪」は、腰回りから太ももまでの下半身につきやすい脂肪です。女性ホルモン「エストロゲン」の影響により、特に女性に多く見られます。やわらかくつまみやすい脂肪で、内臓脂肪と比べて落ちにくい性質があります。皮下脂肪の蓄積により、関節への負担や睡眠時無呼吸症候群のリスクが懸念されているため、注意が必要です。

お腹の脂肪が落ちにくい理由

お腹の脂肪が落ちにくい理由に、以下のような原因が挙げられます。

  • ・活動量の低下
  • ・摂取エネルギーの増量
  • ・血糖値の乱れ
  • ・加齢によるホルモンバランスの乱れ
  • ・ストレスによる暴飲暴食
  • ・自律神経の乱れ

ホルモンバランスは、女性ホルモンだけではなく男性ホルモン「テストステロン」にも関係しており、分泌量が低下することで筋肉量が減り、脂肪が付きやすくなります。

特に「皮下脂肪」は、エネルギー貯蔵庫としての機能を持っています。食事制限や運動だけでは効果を感じるまでに時間がかかるため、ダイエットを挫折してしまう方が多いようです。

どちらの脂肪にも効果的にアプローチするには、医療ダイエットが有効です。

本気でお腹の脂肪を落としたい人におすすめの医療ダイエット「マンジャロ」

お腹の脂肪を落とすには、脂肪の種類や体質に応じて、継続できるダイエットを選択することが重要です。

短期的に強い我慢が必要なダイエットは、一時的に体重の変化が見られても、リバウンドにつながる可能性が高いので注意しましょう。

ダイエットを成功させるためには、

  • ・食欲抑制
  • ・脂肪燃焼
  • ・血糖コントロール

を同時に行うことがポイントです。

医療ダイエット薬の「マンジャロ」は、このポイントを総合的にサポートする医薬品として注目されています。

マンジャロとは?

マンジャロとは?

マンジャロはもともと、2型糖尿病の治療薬として承認され、販売が開始された薬剤です。週1回の注射薬で、「GLP-1(インクレチン)」と「GIP(胃抑制ペプチド)」2種類のホルモンの作用を併せ持っています。

この2つのホルモンは、食事を摂取した際に小腸から分泌され、膵臓からのインスリン分泌を促し、血糖値を下げる作用があります。血糖値の急上昇を抑え、脂肪の蓄積を防ぐ効果から、近年“無理なく痩せられる医療ダイエット法”として人気を集めています。

マンジャロの効果

マンジャロの効果

マンジャロは、血糖値を下げる効果に加え、内臓脂肪と皮下脂肪の両方を減らす働きが期待できます。食欲を抑えることにより、過食や間食が減り、数ヶ月間で平均5〜10kgの自然な体重減少効果も報告されています。脂肪量や体重の減った結果に伴い、代謝が改善され、生活習慣予防にもつながる可能性があるでしょう。

マンジャロの副作用

マンジャロの主な副作用は、吐き気、嘔吐、下痢、便秘、胃もたれなどの胃腸症状が挙げられます。これらは初期の一時的な症状として発生することがありますが、医師が必要に応じて量・投与頻度を調整することで、症状を抑えられる可能性があります。

ただしまれに重篤な副作用が起こる場合もあるので、治療中の疾患がある方や既往歴のある方は、事前に医師に申告しましょう。また投与中に体調に異変を感じたら、速やかに医師に相談するようにしてください。

MBCクリニックでは、副作用等により継続が難しい場合でも、必要に応じて中断・変更が可能です。柔軟なサポート体制があるので、安心して治療を開始していただけます。

そのほかのダイエット注射(経口薬)

そのほかのダイエット注射(経口薬)

医療ダイエットとして使用される医薬品には、マンジャロのほかにもいくつか種類があります。代表的な4種類の医薬品について解説します。

サクセンダ(リラグルチド)

「サクセンダ」は、日本では未承認薬ですが、諸外国では肥満症治療薬として承認されています。

GLP-1受容体作動作用を持つ注射薬で、1日1回注射します。膵臓のインスリン分泌を促すとともに、食欲抑制作用と消化管の動きを遅くする作用(胃排出遅延作用)があります。食事量が自然と減り、体重を減らす効果が期待できます。

オゼンピック(セマグルチド)

「オゼンピック」は、GLP-1受容体作動作用を持つ注射薬で、1週間に1回使用します。「マンジャロ」に次いで、体重減少効果、血糖値の指標の一つであるHbA1cを低下させる効果があると言われています。

「サクセンダ」と同様、食欲抑制作用と胃排泄遅延作用があるため、自然と食事量を抑え、食べ過ぎを防ぐ効果が期待できます。

ウゴービ(セマグルチド)

「ウゴービ」はBMI35以上、2つ以上の肥満に関与する健康障害を持つ方への治療薬として、専門の医療機関での投与のみ保険適用が認められています。

1週間に1回投与するGLP-1受容体作動薬の注射薬ですが、「オゼンピック」と同成分でありながら、より高用量での投与が認められています。

高い体重減少効果が期待できますが、投与期間が68週間に限定されており、投与終了後の健康管理が重要です。

リベルサス(経口セマグルチド)

「リベルサス」はGLP-1受容体作動薬の中では唯一の経口薬であり、注射に抵抗がある方におすすめです。ただし、服用方法には注意が必要です。1日の最初の飲食前の空腹時に飲みましょう。 起床時に飲むのがお勧めで、120mLの水でかみ砕かずに服用し、30分間飲食やほかの医薬品等の内服は控えるよう指示があります。

「リベルサス」は3mg、7mg、14mgの3規格があり、段階的に増量していく治療法です。

料金

当院で扱う医薬品3種の主な料金は、以下のとおりです。

【注射薬】マンジャロ
2本(2.5mg) 12,000円(税込)
2本(5mg) 24,000円(税込)
2本(7.5mg) 36,000円(税込)

【注射薬】オゼンピック
1本(2.0mg) 29,800円(税込)
5本(2.0mg×5本) 98,000円(税込)

【経口薬】リベルサス
3mg 30日分 6,980円(税込)
7mg 30日分 15,900円(税込)
14mg 30日分 22,500円(税込)

よくある質問 Q&A

マンジャロや医療ダイエットについて、よくある質問に回答します。

Q.糖尿病治療薬「マンジャロ」をダイエットに使って大丈夫なの?

日本では2型糖尿病治療薬として承認されていますが、諸外国では肥満症への適用が進んでおり、中でも米国FRA(食品医薬品局)では正式に体重管理薬として承認されています。

MBC麻布十番クリニックでは、ご本人の希望だけではなく、医師の診察を経たうえで適応性と安全性を考慮して処方しています。

個人輸入による使用とは異なり、医師の監修のもとご使用いただけます。

Q.マンジャロは糖尿病じゃなくても使えますか?

はい。肥満症・過体重の方への医療ダイエットとして処方可能です。(医師の診察が必要です)

Q.中止したらリバウンドしませんか?

生活習慣の改善と同時に取り組むことで、体質改善を目指し、リバウンドしにくい体へと導きます。

まとめ

お腹の脂肪は、性質が異なる2種類の脂肪が蓄積されているため、食事制限や運動では簡単に落とせない傾向があります。医療ダイエットでは、医師の診察と監修の下で医薬品を使用するため、効果的なダイエットが可能です。近年は、無理な食事制限や過激な運動をしなくても体重減少効果が期待できる注射薬、「マンジャロ」が注目されています。

ダイエットをしているにもかかわらず効果が得られない、生活習慣病予防のためにも効率よく脂肪を落としたい方は、ぜひ医療ダイエットを検討してみてはいかがでしょうか。