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プラセンタ点滴・注射で全身エイジングケア|効果が出る活用法を公開

公開 2022年5月10日
更新 2024年4月7日

プラセンタは、美容に良いものとして広く知られており、サプリメントや化粧品でも利用されています。エイジングサインを感じ始めている世代の方は注目している人も多いかもしれません。

実は、プラセンタをサプリメントや化粧品ではなく、注射や点滴で直接体内に取り入れる事で、早くさらに高い効果を期待することができます。

プラセンタ点滴と注射について、種類や効果、頻度、価格などについて解説しますので、ご検討の方は参考にしてください。

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MBC・麻布十番 院長
山崎 禮子
監修者

聖マリアンナ医科大学医学部付属病院皮膚科、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院皮膚科にて勤務したのち、医療法人社団奏愛会 おおふな皮膚科など皮膚科クリニックにて研鑽を重ね当クリニックにて勤務。

タカヒ 沙苗
美容皮膚科看護師・美容講師
タカヒ 沙苗
ライター

看護師、保健師の他に、日本コスメティック協会認定インストラクターなど美容資格12個を持つ。現在は、札幌市内の皮膚科、美容皮膚科で看護師として勤務する傍ら、美容講師として活動。メディアにも出演し、正しい肌理論に基づくスキンケアを普及に努めている。

プラセンタ点滴・注射で全身のエイジングケアができる

プラセンタ=胎盤

プラセンタとは「胎盤」のことで、プラセンタ点滴や注射では、ヒトの胎盤から抽出された有効成分を体内に取り込むことができます。

胎盤には、アミノ酸、たんぱく質、糖質、ビタミン類、核酸、ペプチド、ムコ多糖類など体に必要な成分が多く含まれています。アミノ酸は血液や筋肉を作るたんぱく質の原材料となり、糖質はエネルギー源であり、ビタミン類は生理機能のバランスを整える作用があり、核酸は正常な細胞分裂や新陳代謝に関わる成分です。プラセンタ点滴ではこれらの有効成分を高濃度で注入することができます。

また、プラセンタには細胞分裂を活性化させ、新陳代謝を良くする成長因子の働きを促す作用があるため、美容や健康に効果的だといわれています。

プラセンタの効果

プラセンタには以下のような効果が期待できます。

プラセンタの効果

①美肌効果

プラセンタに含まれるアミノ酸は、角質層の中にある天然の保湿因子として重要であり、乾燥の予防改善に効果的です。
また、加齢などで減少するコラーゲンやヒアルロン酸を作る細胞である線維芽細胞を増やす働きがあるため、しわ、たるみの予防にも良いとされています。

②美白効果

プラセンタは、シミやそばかすの原因であるメラニンの生成を予防します。また、抗炎症作用もあり、日焼けによるダメージの回復や新陳代謝を促すことで、過剰に発生したメラニンを排出しやすくします。

③アトピー性皮膚炎やニキビを改善する効果

プラセンタには抗炎症作用(炎症を抑え組織の修復を促進する)があるため、アレルギーやニキビに効果が期待できます。また、新陳代謝を高め肌のターンオーバーを正常化して健康な肌を作る作用もあります。

④更年期障害の症状を改善する効果

更年期障害は、女性ホルモンの減少によって自律神経のバランスが崩れることで生じます。ほてりやのぼせ、多汗、冷え性、肩こり、不眠などの症状があります。プラセンタはホルモンのバランスを整え、自律神経の働きを正常にしていきます。

⑤疲労回復効果

プラセンタは、新陳代謝を高め、抵抗力や免疫力を上げていきます。細胞を活性化して、体の修復をします。

このように、プラセンタにはさまざまな美容と健康に嬉しい効果が期待でき、点滴や注射で直接体内に注入することで、体の中から全身のエイジングケアができるのです。

プラセンタ点滴・注射がおすすめの人

以下のような人にはプラセンタ点滴または注射がおすすめです。

・エイジングケアをしたい方
・しみ、しわ、たるみ、くすみのない肌を目指す方
・肌荒れやニキビなど、肌のトラブルでお悩みの方
・よく風邪をひく方
・アレルギー症状でお困りの方
・ほてりやのぼせ、多汗、冷え性、肩こり、不眠などの更年期症状でお困りの方
・疲れが溜まっている方 など

プラセンタの種類と悩み別おすすめのプラセンタ

プラセンタには「メルスモン」と「ラエンネック」の2種類があります。

更年期障害には、メルスモン

メルスモンは、更年期障害・乳汁分泌不全の治療薬として開発され、ほてりやのぼせ、多汗、冷え性、肩こり、不眠などの更年期症状を改善する効果が期待できます。
ラエンネックには添加物は入っていませんが、メルスモンに配合されている添加物は、局所麻酔の作用があり、注射の時の痛みを緩和する効果があるといわれています。そのため、痛みに弱い人や、更年期障害などのお悩みを抱えている人にはおすすめです。

美容目的には、ラエンネック

ラエンネックは慢性肝疾患における肝機能の改善を目的として開発され、細胞1つ1つの組織や新陳代謝を高めることによる細胞機能の活性化に効果があります。

メルスモンは胎盤だけですが、ラエンネックは胎盤だけではなく臍帯も材料にしているため、ラエンネックの方は濃度が濃いです。また、ラエンネックには細胞増殖因子が多く含まれているため、より線維芽細胞の増殖を促進し、コラーゲン生成を促します。そのため、美容目的の場合はラエンネックの方がおすすめです。

メルスモンとラエンネックはどちらも投与方法や投与間隔は変わりません。
MBC・麻布十番(皮膚科・美容皮膚科)では、エイジングケア用にラエンネックのプラセンタ注射ができます。

プラセンタ点滴とプラセンタ注射の違い

プラセンタ注射は皮下注射、筋肉注射のみが厚生労働省で認可されており、血管内に投与する点滴は承認されていません。そのため、当院ではプラセンタ注射を行っています。

プラセンタ点滴とプラセンタ注射はどちらも有効成分は同じなので、効能に大きな差はありません。違いは注射する場所と配合量と施術にかかる時間です。それぞれの違いを見てみましょう。

  プラセンタ点滴 プラセンタ注射
即効性 △(約1ヶ月後)
効果持続期間
安全性 △ 認可されていない ○ 認可されている
相場 3,000〜5,000円程度
自費診療のみ
500円〜1,500円程度
保険適用の場合あり

点滴は血管に直接成分を投与するため、即効性が高いです。ただし、配合量が多い分、費用は注射に比べると高くなる傾向にあります。
血管に投与する点滴は認可されていませんが、今のところプラセンタ点滴を行って重篤な副作用は報告されていません。安全性は高いですが、まれに悪寒、発熱、発赤、発疹などの症状がでることがあるようです。
1回の施術時間は長いですが、通う頻度は少なくて済みます。

一方で注射の場合は、1回で注射できる量には限度があるため配合量は少ないです。施術時間も数分で済みます。
プラセンタを皮下に投与すると、すぐに血管に移行するわけではなく、ゆっくりと体内に吸収されます。効果が出るまでに時間がかかるため、効果の持続期間も長くなります。
即効性よりも効果の持続期間や安全性を求める人は注射がおすすめです。

プラセンタ点滴と注射の効果的な施術頻度

プラセンタ点滴と注射ともに症状によって週に1~2回、1~2本が効果的です。継続的に接種をした方が効果は高まるので、最初の1ヶ月間は週1~2回、その後は週1回がおすすめです。
接種後1ヶ月程で効果を実感される方が多いです。

プラセンタ点滴と注射の費用

プラセンタ点滴の費用は、3,000〜5,000円(自費診療のみ)程度のクリニックが多く、クリニックによって違いがあります。

プラセンタ注射の費用は、保険適応になった場合は500円~1,500円程です。(初診料、再診料も含む)
メルスモンは更年期障害(45〜59歳までの女性)や乳汁分泌不全に保険適用になり、ラエンネックは肝機能障害に保険適用されます。プラセンタ注射を保険適用で受けるかどうかは医師の判断になります。

MBC・麻布十番(皮膚科・美容皮膚科)では、プラセンタ注射は1回700円(初診料無料)です。

化粧品やサプリメントのプラセンタは効果が違う?

プラセンタ注射や点滴と、化粧品やサプリメントのプラセンタには、原料や配合量、効果を実感する時期などに違いがあります。

原料

プラセンタ注射や点滴はヒトの胎盤から抽出したエキスを使用しますが、サプリメントや化粧品の場合は豚や馬の胎盤を原料としています。

ヒト由来のプラセンタエキスは、医薬品で使用する以外は認められていません。主に更年期障害や、肝機能障害の治療に用いられています。

豚由来のプラセンタは、出産回数が多いため大量生産が可能で流通も安定しているため、比較的安価に使われます。また、馬由来のプラセンタは、馬は豚に比べてアミノ酸の含有量が多いといわれていますが、原料の価格が高いため、豚プラセンタほど普及はしていません。

手軽さ

プラセンタのサプリメントはあくまで健康食品という位置づけであり、医療機関等にかかる必要なく、気軽に購入できて価格も安価です。
注射や点滴に比べると即効性はありませんが、プラセンタだけでなく、コラーゲンやビタミンなどの美容成分が配合されている商品も多く、続けやすいというのが特徴です。

効果を実感する時期

サプリメントの場合は経口摂取のため、体内で栄養素が消化吸収されるまでに時間がかかり、さらに複数の臓器を経由するため吸収できる量が減ります。
直接体内にプラセンタの成分を投与できる注射や点滴と比べると、効果を感じるまでに時間がかかり、その効果も少なくなります。

プラセンタ注射や点滴の場合は効果を実感するまでに約1ヶ月かかります。サプリメントの場合は1ヶ月〜半年程で効果を実感する方が多いようです。

献血の制限

プラセンタを一回でも注射や点滴などで投与すると、献血ができなくなります。サプリメントは献血が出来なくなるなどの制限はなく、原材料となる馬や豚の管理が徹底されているため、感染症などのリスクもほとんどありません。

医療機関で購入できるプラセンタサプリメント

注射に抵抗がある方は、サプリメントから始めるというのもよいでしょう。
プラセンタ注射と同じ位の効果のあるサプリメントもあり、医療機関で処方されます。クリニックのプラセンタサプリメントは、2錠で「注射1本分」に相当するプラセンタエキスを摂取することができるものもあります。

プラセンタ化粧品の効果

プラセンタの種類と効果

プラセンタ化粧品は、外から直接プラセンタを補うことで、肌に良い効果が期待できます。
プラセンタは、アミノ酸が豊富に含まれており、肌に潤いを与えて柔らかくします。人間が元々もつ天然保湿因子であるアミノ酸を化粧品として補うことで、肌の土台を作ります。乾燥肌や敏感肌に悩まれている人には特におすすめです。

また、プラセンタエキスは美白成分としても厚生労働省に認められており、シミの予防改善にも効果が期待できます。さらに、プラセンタはコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作る細胞を増やすため、肌にハリや弾力を与える効果が期待されています。

プラセンタ点滴と注射に関するよくある質問

ここではプラセンタ点滴に関してよくある質問にお答えします。

Q. プラセンタ注射は感染症の可能性はないですか?

プラセンタ注射は、ヒトの胎盤から抽出したエキスを原料とする生物製剤です。B型肝炎、C型肝炎やエイズなどのウイルス感染のないことが証明されている、国内の満期正常分娩した女性から提供される胎盤を使用しているため、感染症の心配はありません。
また、製造過程においてプラセンタ中の血液はすべて除去されていますが、今後発見される可能性がある未知のウイルスに感染する危険性は、現時点ではゼロとは言えません。

Q. プラセンタ注射を打つとなぜ献血ができないのですか?

現時点では、プラセンタ注射によって、変異型クロイツフェルトヤコブ病(ヒト型の狂牛病)に感染するリスクがゼロとは言えないからです。献血ができないのは、もし感染した方が献血すると、その血液によって輸血を受ける多くの方へ感染を広める危険性があるためです。

Q. プラセンタはホルモン剤ですか?

プラセンタはホルモン剤ではありません。プラセンタ自体にはホルモンは含まれていませんが、成分にはホルモンバランスを整える作用があります。

Q. 男性でもプラセンタ点滴や注射を受けられますか?

男性の方も、受けても全く問題ありません。肝機能の改善作用、疲労、アトピー性皮膚炎、肩こり、腰痛などにも効果的です。

Q. プラセンタ点滴はいつから効果を実感できる?即効性はある?

プラセンタ点滴は血管内に注射するため、即効性があります。

Q. プラセンタ点滴・注射の効果を持続させるための施術頻度は?

症状によって週に1~2回、1~2本が効果的であり、継続的に接種をした方が効果は高まるので、最初の1ヶ月間は週1~2回、その後は週1回がおすすめです。

Q. 他の美容注射や点滴と併用や、成分を混ぜて一度に投入できる?

高濃度ビタミンC点滴などにプラセンタを加えると免疫力が高くなります。風邪など体調が優れない方や、すぐに効果を実感したい方などにおすすめです。

プラセンタ点滴・注射で効率よく内側からエイジングケアを

プラセンタ点滴と注射の美容と健康効果について解説しました。プラセンタ点滴や注射をすることで、効率よく全身のエイジングケアができます。肌トラブルだけでなく、体の変化を感じている方にはおすすめの施術です。
ご自身の体調やお悩みの解決法としてベストな選択か、お気軽にスタッフにご相談ください。

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