あなたのお悩みをご相談下さい。

MBC・麻布十番(皮膚科・美容皮膚科)のホームページにお越しいただきありがとうございます。

ダミーテキストダミーテキストダミーテキストダミーテキスト
送 信

ゴルゴ線(ゴルゴライン)とは?原因や有効なセルフケアと治療を解説

公開 2024年4月21日
更新 2024年4月22日

目頭から頬にかけて、斜めに入る線をゴルゴ線と言います。老けて見えたり疲れて見えたりすることから、ゴルゴ線を目立たなくしたいと思う方は多いでしょう。この記事ではゴルゴ線が現れる原因や有効なセルフケア、ゴルゴ線の改善が期待できる治療について解説しています。

ゴルゴ線が目立たなくなれば、お顔の印象も大きく変わります。ぜひ最後まで読み、ゴルゴ線を改善してお顔の印象をアップさせましょう。

医師アイコン
MBC・麻布十番 院長
山崎 禮子
監修者

聖マリアンナ医科大学医学部付属病院皮膚科、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院皮膚科にて勤務したのち、医療法人社団奏愛会 おおふな皮膚科など皮膚科クリニックにて研鑽を重ね当クリニックにて勤務。

柏 あかり
薬剤師/医療ライター
柏 あかり
ライター

大新卒時よりドラッグストア薬剤師として調剤・OTCを幅広く経験。現在は医療ライターとして活動している。医療に関して、わかりやすく正確なコンテンツ作成を得意とする。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)とは

ゴルゴ線(ゴルゴライン)とは

ゴルゴ線(ゴルゴライン)とは、目頭から頬にかけて斜めにできる線のことです。「ミッドチークライン」「インディアンライン」と呼ばれることもありますが、「ゴルゴ線」という俗称が普及しています。マンガ「ゴルゴ13」の主人公・ゴルゴの顔に同様の線が入っていることから、「ゴルゴ線」という呼び方が付けられました。

ゴルゴ線があると老けて見える、疲れて見えることから、顔のゴルゴ線を目立たなくしたいという方は多くいらっしゃいます。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)ができる原因

ゴルゴ線(ゴルゴライン)ができる原因

ゴルゴ線ができる原因は加齢だけではありません。生まれつき起こりやすい場合もあれば、生活習慣や誤ったスキンケアによって起こることもあります。ゴルゴ線ができる理由は大きく分けて次の5つです。

  • ●肌のハリ・弾力性の低下
  • ●表情筋の衰え・たるみ
  • ●顔の脂肪減少
  • ●生まれつき

それぞれの原因について、詳しく解説します。

肌のハリ・弾力性の低下

ゴルゴ線ができる原因の一つが、加齢による肌のハリ、弾力の低下です。肌のハリや弾力は、皮膚のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸により維持されています。加齢や紫外線ダメージによりこれらの成分が少しずつ減少して肌のハリや弾力は失われ、肌がたるんでゴルゴ線が目立つようになります。加齢によりゴルゴ線ができている場合、肌のハリや弾力を取り戻すにはコラーゲンやヒアルロン酸などの組織を増やす必要があります。

表情筋の衰え・たるみ

表情筋は顔の表情をつくるだけでなく、顔の皮下脂肪や皮膚を支える筋肉です。表情筋が衰えるとそれらを支えきれず、顔のたるみを起こしてゴルゴ線が目立ちやすくなります。
加齢だけでなく生活習慣も、表情筋が衰える原因です。普段表情を動かす習慣がない人は顔の筋肉を使う頻度が少ないため、表情筋が衰えやすくなります。表情筋の衰えを防ぐには日頃から意識して表情をつくったり、表情筋のトレーニングを行ったりする必要があります。

顔の脂肪減少

顔にある脂肪の減少も、顔のたるみやゴルゴ線ができる原因の一つです。皮膚だけでなく皮下脂肪や筋肉、靭帯も顔を構成する要素です。加齢により顔の皮下脂肪が減少すると、頬がたるみ脂肪と周辺の組織の間に溝ができてしまい、ゴルゴ線が目立ちやすくなります。

脂肪はネガティブなイメージもありますが、美容のためには適度な脂肪も必要と言えるでしょう。過度のダイエットを行うと顔の状態を維持するために必要な脂肪も減ってしまい、ゴルゴ線が目立ちやすくなる可能性があります。

生まれつき

加齢や生活習慣による変化のほか、もともとゴルゴ線が現れやすい人もいます。生まれつきゴルゴ線が目立ちやすい例として、次のような特徴が挙げられます。

  • ●目元の脂肪が少ない
  • ●皮膚が薄い
  • ●頬骨が平らな骨格をもつ

生まれつきの場合、遺伝的な影響も考えられます。生まれつきゴルゴ線が出やすい場合、セルフケアでの改善は難しいため美容医療がおすすめです。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)に効くセルフケア3選

ゴルゴ線(ゴルゴライン)に効くセルフケア3選

ゴルゴ線の予防効果が期待できるセルフケアは、次の3つです。

  • ●紫外線対策
  • ●表情筋トレーニング
  • ●生活習慣の見直し

それぞれ解説します。

なお、セルフケアはゴルゴ線を予防したい方や、これ以上目立たせたくない方におすすめです。すでに目立つゴルゴ線を改善したい方は、セルフケアに加えて美容医療も検討しましょう。

紫外線対策

紫外線による皮膚のダメージは老化を促し、肌のハリ、弾力を低下させます。加齢による老化を完全に止めることはできませんが、紫外線対策はある程度肌のハリ、弾力を維持してゴルゴ線を予防するために有効です。

外出する際は必ず、こまめに日焼け止めを使用しましょう。また、UVカット機能の付いた帽子や日傘を使うと、紫外線ダメージを軽減できます。

表情筋トレーニング

ゴルゴ線は表情筋の衰えにより起こります。特に日頃マスク生活やテレワークにより表情を動かすことが少ない人は、表情筋を動かす機会を意識的につくる必要があります。表情筋トレーニングにより、顔のたるみを防いでゴルゴ線を予防しましょう。また、トレーニングに加えて日頃から人との会話や趣味を通して表情をこまめに動かすよう意識すると、表情筋の衰えを防げます。

生活習慣の見直し

肌のハリを保つためには、栄養バランスの整った食事が必要不可欠です。特にたんぱく質、ビタミンはコラーゲンを合成するために必要なので、意識してとりましょう。ビタミンが不足しがちな人は、栄養ドリンクやサプリメントを使うのも手です。

また、顔の脂肪が減少すると、顔のたるみやゴルゴ線の悪化につながります。健康的に痩せるためにも極端に食事を控えるダイエットは避け、食事には脂肪も適度に取り入れましょう。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)を消すおすすめの美容医療

ゴルゴ線を消すための美容医療として、おすすめの治療は次の通りです。

  • ●HIFU(ハイフ)
  • ●ボルニューマ
  • ●ボルトラ3
  • ●スネコス注射
  • ●レニスナ

それぞれの治療法について、効果を解説します。

※いずれも医薬品医療機器等法上、未承認の治療法です。保険適用外のため、自費診療となります。

HIFU(ハイフ)

HIFU(HIFU:High Intensity Focused Ultrasound)は超音波により、顔のリフトアップや肌の引き締めが期待できる治療法です。熱エネルギーによりコラーゲンやエラスチンの再生成が期待できるため、肌のハリや弾力性の低下によるゴルゴ線の改善におすすめです。
ダウンタイムが少なく、当院で使用している機器はコンパクトなため目元にも治療が行えます。

ボルニューマ

ボルニューマとはラジオ波による治療で、コラーゲンを再構築してたるみの改善が期待できます。肌の深部に対して熱を与え、引き締め効果をもたらします。肌を内側から引き締める方法で、HIFUより広い範囲の照射に適した治療法です。目元専用のカートリッジがあるため、目元のたるみによるゴルゴ線にもアプローチが可能です。

ボルトラ3

ボルトラ3とは、ボルニューマとHIFUを組み合わせる治療法です。2つのエネルギーを組み合わせることで筋膜と脂肪層の両方にアプローチし、肌を内側から引き締めながら肌全体をリフトアップする効果を期待できます。

治療の組み合わせにより高い効果が期待できる反面、料金はやや高めになります。

スネコス注射

スネコス注射とは、非架橋ヒアルロン酸とアミノ酸を含む注入剤です。コラーゲン、エラスチンの合成を促進して肌にハリ、弾力を出すことが期待できます。非架橋ヒアルロン酸により、従来のヒアルロン酸より自然な仕上がりになります。

分子量の違いによってスネコス200とスネコス1200の2種類があり、ゴルゴ線にはスネコス1200がおすすめです。

レニスナ

レニスナはポリ乳酸とヒアルロン酸を含む製剤で、線維芽細胞を刺激しコラーゲンを生成します。深いしわや頬のコケに効果を期待できます。皮下組織に注射するため皮膚の深部にアプローチできるため、ゴルゴ線の治療にも最適です。

1~2年かけて吸収されるため、レニスナは持続的に効果を得たい人にもおすすめの治療法です。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)のお悩みは美容皮膚科に相談を

今回はゴルゴ線について原因やセルフケア、おすすめの美容医療を紹介しました。
ゴルゴ線の改善にはセルフケアという選択肢もありますが、一度できたゴルゴ線は改善するのが難しいのも事実です。ゴルゴ線にお悩みの方は、まず美容皮膚科に相談することをおすすめします。
当院でも4つのメニューがあり、ゴルゴ線治療のご相談を承っております。

治療法 HIFU(ハイフ) ボルニューマ スネコス注射 レニスナ
当院における
価格(税込)
目周りのみ
初回 10,000円
通常 15,000円
全顔 頬・額(500ショット)
初回 29,800円
通常 39,800円
ボルニューマフェイス(200shot)
1回 78,000円

ボルトラ3
ボルニューマフェイス(200shot)+
HIFUウルトラフォーマー3(300shot)
1回 99,800円
スネコス200
1回 39,800円
スネコス1200
1回 80,000円
2cc 40,000円
4cc 70,000円

3回コース
(1回4cc) 181,000円
HIFU(ハイフ)
当院における価格(税込)
目周りのみ
初回 10,000円
通常 15,000円
全顔 頬・額(500ショット)
初回 29,800円
通常 39,800円
ボルニューマ
当院における価格(税込)
ボルニューマフェイス(200shot)
1回 78,000円

ボルトラ3
ボルニューマフェイス(200shot)+
HIFUウルトラフォーマー3(300shot)
1回 99,800円
スネコス注射
当院における価格(税込)
スネコス200
1回 39,800円
スネコス1200
1回 80,000円
レニスナ
当院における価格(税込)
2cc 40,000円
4cc 70,000円

3回コース
(1回4cc) 181,000円

ゴルゴ線の原因や一人ひとりのニーズに合わせて治療の選択が可能です。お気軽にご連絡ください。

よくあるQA

ゴルゴ線について、よくある質問をまとめました。

Q.ゴルゴ線は笑うと目立つ?

ゴルゴ線よりほうれい線の方が、笑うと目立つ傾向にあります。よく笑うと表情筋がよく動くため、ゴルゴ線はむしろ改善が期待できます。

Q.ゴルゴ線は20代でもできる?

ゴルゴ線の原因は加齢だけではありません。生まれつき顔の皮膚が薄い方や目元の脂肪が少ない方の場合、20代でもゴルゴ線が目立つ可能性もあります。