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保険適用のニキビ治療でどの程度治るのか?自由診療との違いも解説

2022.02.25

ニキビ

この記事の監修者

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MBC麻布十番 院長
立花 義浩
専門科目: 皮膚科/美容皮膚科/メンタルヘルス科担当医師

北海道大学精神医学教室、北海道大学救急医学教室、東京慈恵医大救急医学教室にて修練を重ねた経験をもつ。また、銀座にて美容皮膚科医として、都内皮膚科クリニックにて、皮膚科医としての勤務経験をもつ。

ニキビは、年齢や性別問わず悩む方が多い肌トラブルの一つです。
ニキビ治療と言えば、よく耳にするのがピーリングやレーザーなどの自費診療ではないでしょうか?しかし、ニキビは皮膚科で保険診療でも治療することが可能です。費用を抑えてまずは治療してみたいという方は保険診療での治療から始めるのも一つの選択肢です。

保険診療と自由診療(保険適用外の治療)でのニキビ治療の違いは何か?それぞれできること、費用を含め効率よくニキビを改善していくためのニキビ治療の選び方をお伝えします。

保険適用のニキビ治療

ニキビは状態によって種類が分類されます。

・白ニキビ: 毛穴に皮脂や老廃物が詰まって内側から盛り上がり白く見えます。面ぽうとも言います。

・黒ニキビ:白ニキビの中の皮脂が空気に触れて酸化し、黒く目立った状態になります。

・赤ニキビ:皮脂が詰まった毛穴の中でアクネ菌等が増殖してしまい炎症を起こしています。

・黄ニキビ:アクネ菌だけでなく、黄色ブドウ球菌等もニキビに入り込み、増殖しているため、炎症が一気に広がり黄色く膿を持っている状態です。

ニキビ症状

これらのニキビは全て、保険診療で治療が可能です。
対処が遅くなると、治りにくかったり、繰り返したり、ニキビ痕として残ってしまうため、保険診療での治療が難しくなってしまいます。そのため、ニキビ治療は早めの受診をおすすめします。

保険診療でのニキビの治療を紹介します。

抗生物質の塗り薬

抗生物質の塗り薬

赤ニキビのように炎症を起こしている場合、ニキビの原因となるアクネ菌を殺す抗生物質が処方されます。

例えば、アクアチムクリーム、アクアチムローション、ダラシンゲル、ダラシンローションなどがあり、医師の判断で何を使用するか決まります。

毛穴の詰まりを取る塗り薬

抗生物質以外の塗り薬も多く使われます。毛穴が詰まることがニキビの主な原因となるため、詰まりを取ったり、詰まりにくくする塗り薬が使われます。以下にいくつか紹介します。

ディフェリンゲル(アダパレン)

毛穴の詰まりを取り除く働きがあります。ニキビができる前の毛穴の詰まりから、赤ニキビになる前の白ニキビ、炎症している赤ニキビの治療まで、様々なニキビに対応しています。

ベピオゲル(過酸化ベンゾイル)

ベピオ(過酸化ベンゾイル)の成分、過酸化ベンゾイルには抗菌作用があるため、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌してくれます。 古い角質や汚れを取ってくれるピーリングの作用もあるため、ニキビの原因となる毛穴の詰まりを予防、改善してくれます。

ベピオには漂白作用があるため、衣服や髪につくと色が白くなってしまうので、寝る直前につけないようにすることや、生え際などは避け、つかないように工夫する必要もあります。

デュアック配合ゲル(過酸化ベンゾイル、クリンダマイシン)

抗生物質のクリンダマイシンと、抗菌・抗炎症作用、ピーリング作用がある過酸化ベンゾイルが配合されています。

エピデュオ(アダパレン、過酸化ベンゾイル)

エピデュオは、アダパレンと過酸化ベンゾイルという2つの有効成分がニキビの原因となるアクネ菌を殺菌したり、毛穴の詰まりを改善し、炎症を起こした赤ニキビの治療に用いられます。

抗生物質以外のニキビ治療薬は、どれも副作用として使い始めから2週間は赤味、ヒリヒリ感、粉が吹くような乾燥感、薄皮がむけるような皮膚の落屑が起きる可能性があります。使用する量や塗り方などはしっかり医師の指示に従い、自己判断で外用したり中断しないようにすることが大切です。

内服薬

ニキビの内服薬

ニキビの状態によっては内服薬が処方される事があります。

抗生物質の内服薬

ニキビの炎症が強い場合は、抗生物質の内服をすることがあります。

ルリッド、ミノマイシン、クラリス、ファロムなどの種類があり、ニキビの状態や種類に応じて薬の処方が変わるため、ニキビ治療の経験が豊富な医師を受診するのがおすすめです。

ビタミン剤

ビタミン不足は、ニキビの原因になるため、皮脂の分泌量を調節したり、皮膚を健康に維持するため、ビタミンC、B2、B6が処方される場合もあります。

面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)

面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)とは、針などで小さな穴を開けて、ニキビの中に詰まっている膿や古い角質を押し出すことで、ニキビの治癒を早める効果が期待できます。

自分で潰すのは、皮膚を傷つけたり、細菌が入りニキビが悪化したりする可能性があるため、皮膚科で処置してもらうことが大切です。

保険適用のニキビ治療の費用

保険適用のニキビ治療の費用は、患者様が負担するのは3割が基本であり、それ以外に初診料や再診料、薬局で薬代などがかかります。

保険適用内の治療でどの程度効果が期待できる?

保険診療でのニキビ治療は、軽度のニキビにおすすめです。軽度であれば、医師の指示の元、正しい治療を行えば改善することができます。

治るまでの期間は、ニキビの状態や指示通り治療を続けられるかなど個人差はありますが、治療を始めて2〜3ヵ月経過した頃から、治療効果が現れることもあります。

治りにくいニキビには保険適用外の治療法も!

保険診療での治療でも治りが悪い、多数のニキビを繰り返す、ニキビ痕、ニキビ肌を改善したい場合は、保険適用外の治療(自由診療)の治療が必要です。

保険適用外の治療法

保険適用の治療では、外用薬と内服薬のみの治療ですが、自由診療の場合は、ケミカルピーリング、イオン導入、エレクトロポレーションレーザー照射治療、IPLなどの光照射治療など、種類が豊富です。

マイクロニードル高周波治療において代表的な方法であるポテンツァは、どんな種類のニキビにも対応しています。

ポテンツァは、細い針を皮膚に刺して針先から高周波を照射します。それと同時に有効成分を肌に注入する方法です。針先から出る高周波エネルギーは、皮脂の分泌や皮脂腺周囲の炎症を抑えて、ニキビが作られにくい肌にする効果が期待できます。

また、針先から出る高周波エネルギーは、皮膚の線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの産生を促すため、保険診療ではできないニキビ痕のクレーターに対しても用いられます。

保険適用外の治療の費用

これらの自由診療の治療は保険が適用されないため、保険治療より高額になってしまいます。

治療費は各クリニックによって異なりますが、5,000~30,000円などと治療内容によってもかなり幅広い設定です。

保険適用の治療と保険適用外の治療の違い

ニキビが1~2個程度できる位で落ち着いているという場合は、保険診療も自由診療も治療効果に大きく差は出ないと思います。

保険診療の場合は、「ニキビ」という疾患を治療するのみと保険制度で決められているため、それ以上の治療は行うことはできません。しかし、自由診療の場合はニキビの治療だけではなく、ニキビを出来にくくする、肌全体を良くする、美肌を目指す治療もできます。

肌全体をニキビのできにくい肌にしていく自由診療は、個人差もありますが、効果も分かりやすくすぐに実感できる方もいます。この点で、保険診療と自由診療のニキビ治療は大きく変わります。

ニキビ治療に関するQ&A

ニキビ治療に関してよくある疑問に回答します。

Q. ニキビ痕は保険適応にはならない?

ニキビ痕は、過去のニキビの炎症が強かった時のクレーターや、色素沈着などです。ニキビが治った後に残った色素沈着を薄くしたり、クレーターなどの肌の凸凹を治療することは、美容目的であるため保険適応外になります。
保険治療は、ニキビの炎症を抑えること、新しいニキビが出来ないようにすることが目的で行われます。

Q. ニキビ治療はいつから始めるべき?

一般的には思春期の頃からニキビができ始めます。小学校高学年、または中学校に入ったあたりの12歳前後からニキビ治療をしっかりと行っておけば、痕になりにくいと思います。

Q. ニキビ痕にしないためのケアは?

ニキビができたら、触ったり、潰したりしないようにしましょう。
肌への刺激を少なくするように気を付けましょう。
例えば、1日2回の洗顔は、しっかりと泡を立てて優しく洗ったり、髪の毛が顔に触れないようにするなど刺激を与えないようにします。
メイクはリキッドファンデーションやコンシーラーで、ニキビを隠すために毛穴を塞がないように注意しましょう。

プロに相談して自分に合った治療方法を見つけよう!

ニキビは、皮膚の炎症性疾患です。早く治したい場合や繰り返すニキビ、ニキビ痕には保険適用外の自由診療で治療します。ニキビには、様々な原因や症状があり、それぞれに対応した治療が必要ですので、クリニックで早めに相談することをおすすめします。

<筆者プロフィール>

タカヒ沙苗

タカヒ沙苗(美容皮膚科看護師・美容講師)
看護師、保健師の他に、日本コスメティック協会認定インストラクターなど美容資格12個を持つ。
現在は、札幌市内の皮膚科、美容皮膚科で看護師として勤務する傍ら、美容講師として活動。
メディアにも出演し、正しい肌理論に基づくスキンケアを普及に努めている。