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スネコス注射のデメリットはなし。ヒアルロン酸よりも優れている「スネコス注射」。スネコス注射の効果・デメリットを徹底解説。

公開 2022年7月7日
更新 2024年4月21日

スネコス注射のデメリットには、注入のために針を刺す際や注入時に痛みを感じることがあります。痛みが苦手な方に麻酔を用意しているため、カウンセリング時に相談することをおすすめします。

よくあるご質問

スネコス注射は危険ですか?

副作用には個人差がありますが、注射による内出血、腫れ、赤み、圧迫感、頭痛などが考えられます。注射した部位に内出血や赤みが見られた場合は、数日~2週間程度で消えていきます。

スネコス何回で効果?

個人差がありますが、施術後5〜10日程度で効果を実感できるといわれています。スネコス注射は徐々に効果がでてくる治療です。施術後1ヶ月ほどかけて少しずつ効果があらわれてきます。

スネコス注射の費用はいくらですか?

スネコス200
1回 39,800円(税込)
4回 149,800円(税込)
スネコス1200
1回 80,000円(税込)

スネコスは安全ですか?

スネコスはヒアルロン酸やアミノ酸という体内にある成分で作られているため、副作用やアレルギーが起こるリスクが限りなく低い薬剤といわれています。ただし、施術後の腫れや赤み、痛み、内出血が起こる可能性があります。

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MBC・麻布十番 院長
山崎 禮子
監修者

聖マリアンナ医科大学医学部付属病院皮膚科、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院皮膚科にて勤務したのち、医療法人社団奏愛会 おおふな皮膚科など皮膚科クリニックにて研鑽を重ね当クリニックにて勤務。

弥づき 飛ろ
美容マニア
弥づき 飛ろ(やづき ひろ)
ライター

美容マニアで、多数の美顔器やコスメなどを試して、体験談を発信している。また、美容治療についても、美容注射、レーザー、小顔矯正、ハイフ、美白施術などの施術体験がある。実体験を交えた情報発信に共感する女性ファンが多数。

スネコス注射はヒアルロン酸注射よりリスク低

スネコス注射はヒアルロン酸注射よりリスク低

スネコス注射は、イタリアで開発されたエイジングケアのための注入剤です。主な成分は、非架橋ヒアルロン酸と6種のアミノ酸になります。独自の比率で構成されていることが特徴です。

6種のアミノ酸の効果
グリシン コラーゲンの産生を促進し、肌のハリを出す
L-プロピン
L-リジン
L-アラニン エラスチンの産生を促進し、肌の弾力を出す
L-バリン
L-アラニン タンパク質の合成を促す

ヒアルロン酸だけを使用するのと違い、複数のアミノ酸を配合することでコラーゲンやエラスチンの合成を促進させ、弾力のある肌に導いてくれます。

そして、ヒアルロン酸が非架橋なのが大きな特徴です。ヒアルロン酸自体は体内で吸収される成分なので安全ですが、すぐに吸収されてしまうと肌のシワやたるみを回復させる効果が期待できません。

従来のヒアルロン酸は、吸収されにくいようにヒアルロン酸同士を結びつけるような加工がされています。この加工が「架橋」です。

スネコス注射のヒアルロン酸には、この加工がされていないので「非架橋ヒアルロン酸」と呼ばれています。非架橋ヒアルロン酸は塊がなくサラサラしているため、より自然な肌の仕上がりを目指せるのです。

さらに他のヒアルロン酸注射と比べて血管閉塞のリスクが少ないといわれています。血管閉塞はヒアルロン酸注入で起こる可能性がある合併症のことです。

架橋ヒアルロン酸が誤って血管に入った際に動脈内で詰まってしまい、重篤な症状が引き起こされます。しかし、サラサラした非架橋ヒアルロン酸だと、万が一誤って血管内に入っても血管閉塞になる可能性が低いといわれています。

スネコス注射はこんな人におすすめ

スネコス注射は下記のような方におすすめ

スネコス注射は下記のような方におすすめです。

・目の下のクマが気になる
・目の周りの小じわが気になる
・ほうれい線が目立ってきた
・顔のたるみが気になる
・首のシワが気になる

スネコス注射は、加齢によるシワやたるみなどが気になってきた、改善したい方におすすめの治療です。目の下のクマやシワ、たるみだけでなく、美肌効果も期待できるといわれています。

スネコス注射は従来のヒアルロン酸注射と違い、自然な仕上がりになるといわれています。その理由は、スネコス注射が非架橋ヒアルロン酸だからです。非架橋とは化学結合されていないという意味です。ここからは、もう少し詳しく解説していきます。

スネコス注射の種類と効果

スネコス注射の種類と効果

スネコス注射には「スネコス200」と「スネコス1200」の2種類があります。スネコス200は低分子で分子量が小さく、顔全体の弾力やハリ、小じわなど皮膚の浅い部分のシワ改善に効果的です。

スネコス1200は中分子で分子量が大きく、皮膚の深い部分にアプローチします。ほうれい線やゴルゴラインなどの深いシワをふっくらさせるのに使用します。

また深いシワなどを回復させる場合は、スネコス1200を単体で使用するのではなく、スネコス200を併用して使用することが多いです。

スネコス注射は、肌のシワやたるみ、目の下のクマの改善効果が期待できます。肌のシワやたるみは、コラーゲンやエラスチンが減ることが原因の一つです。

肌の真皮層の中には、コラーゲンやエラスチンなどを生成する「繊維芽細胞」があります。スネコス注射は、その細胞を囲む「細胞マトリックス」の再生を促すことで繊維芽細胞を刺激し、肌のボリューム感と若々しい肌を取り戻す効果が期待できます。

また目の下のクマの中でも「青クマ」や「黒クマ」は治療が難しいといわれている症状です。青クマは、血流が滞ることで皮下の血管が透けて青黒く見えます。黒クマは、目の周りのたるみによってできる影です。スネコス注射は2つのクマの改善にも効果的だといわれています。

スネコス注射のおすすめ回数、頻度、持続期間

スネコス注射は、一回で効果がでる治療法ではありません。継続して施術を受けることで効果を得ることができます。下記は推奨されている回数や頻度の目安です。ただし施術後の効果のチェックで治療の回数は変わります。

・顔全体 7日〜10日おきのペースで4回程度 
・目元 2週間に1回のペースで3回程度

一般的に効果の持続期間は、9ヵ月程度といわれています。その後はメンテナンスとして、月に1回のペースで施術を受けると効果を維持しやすいようです。

※効果には個人差があります。

スネコス注射の痛み・副作用・注意点

スネコス注射の痛みや副作用が気になるのではないでしょうか。ここでは、痛み・副作用・注意点について解説します。

スネコス注射は針による治療のため、針を刺すときや注入するときに痛みを感じる場合があります。痛みに弱い方や心配な方は、麻酔を使用することが可能です。

麻酔には笑気麻酔や麻酔クリームがあります。麻酔を検討する場合は、自分に合った麻酔があるかどうか早めにクリニックに相談しましょう。

またスネコス注射はダウンタイムのある治療です。施術後に赤みや腫れ、痛みが出る可能性があります。当日中に治まる方がほとんどですが、長くても2〜3日で治まるといわれています。まれに内出血を引き起こすこともありますが、その場合は症状が治まるのに1〜2週間ほどかかります。

赤み・腫れ・内出血は、針を刺す施術による症状なので、失敗ということではありません。施術の次の日からメイクができるので、施術箇所が目立たないようカバーすることが可能です。

スネコス注射はコスパがいい?他の治療法と比較

スネコス注射の料金の相場は、1回で50,000円前後、施術回数の目安4回だと170,000円〜180,000円です。一般的なヒアルロン注射の相場は安いところで1回10,000円前後からあります。一般的なヒアルロン酸注射と比べると、スネコス注射は料金が高めだといえます。

肌のシワやたるみの改善、エイジングケアのための治療法はさまざまです。ここでは、スネコス注射以外の代表的な4つの治療法と比較してみましょう。

ヒアルロン酸製剤と比較

ヒアルロン酸製剤にはさまざまな種類がありますが、一般的に使用されているヒアルロン酸は、架橋ヒアルロン酸です。架橋ヒアルロン酸は、形成力を求める場合に使用することができます。

例えば鼻を高くする、顎を足すなどの場合は、ヒアルロン酸が柔らかいと皮膚を押したり引っ張ったりする強さがないため形成することができません。

スネコス注射はサラサラな非架橋ヒアルロン酸なので、形成する目的には向いていません。「足す」「膨らませる」には、スネコスよりも硬い架橋ヒアルロン酸が使われます。

水光注射と比較

水光注射は、スネコス注射と同じ非架橋ヒアルロン酸です。どちらもハリや弾力のある肌へ導いてくれる治療ですが、アプローチの方法が異なります。スネコス注射は一本針ですが、水光注射は複数の針が付いたスタンプ状のもので注入するのが特徴です。

スネコス注射は真皮の繊維芽細胞に刺激を与えて細胞の再構築を促すのに対して、水光注射は真皮の浅い層を傷つけることで、創傷治癒による肌の再生を促します。

根本から治療するのなら、コラーゲンやエラスチンなどを生成する「繊維芽細胞」に働きかけるスネコス注射の方がよいでしょう。

リジュラン注射と比較

リジュラン注射はスネコス注射と似ていますが、皮膚の浅い層にアプローチするという点で異なります。目元の小じわや眉間、額のシワなどの改善に用いられる治療です。

リジュラン注射の成分は、サーモンのDNAから抽出された「ポリヌクレオチド」です。ポリヌクレオチドとは皮膚の自己再生力を活性化させる作用があり、肌のハリや弾力を回復させることが期待できます。

リジュラン注射は肌の浅い層に向いていますが、深いシワなどの改善にはスネコス注射が向いているでしょう。また、リジュラン注射は成分がサーモンのDNAのため、魚や魚卵アレルギーのある方は施術ができません。

サーマクールと比較

美容成分を肌に注入する治療以外に、コラーゲンの生成を促進させる治療法があります。サーマクールは、高周波エネルギーを肌の内部に照射することでシワやたるみを改善させる治療法です。

肌の内部を軽いやけどの状態にすることで、自己治癒力によりコラーゲンの生成を活性化します。ただし、皮下脂肪を引き締める効果があるので顔の脂肪がない方は頬がこけてしまうことがあります。

サーマクールは肌にある程度の脂肪があり、リフトアップをしたい方には向いていますが、顔の脂肪が少ない方は、スネコス注射の方が自然な印象で頬をスッキリさせることができるでしょう。

スネコス注射に関するよくあるQ&A

スネコス注射に関する質問についてみていきましょう。

どのくらいで効果を実感できますか?

個人差がありますが、施術後5〜10日程度で効果を実感できるといわれています。スネコス注射は徐々に効果がでてくる治療です。施術後1ヶ月ほどかけて少しずつ効果があらわれてきます。

ボトックス注射と併用できますか?

併用して治療ができます。同時に施術することも可能です。

妊娠していても治療できますか?

妊娠中や授乳中の方の施術はできません。

目の下のクマにはスネコス注射とヒアルロン酸注射のどちらが良い?

青クマや、軽度のたるみによる黒クマはスネコス注射がおすすめです。目元の痩せ感による黒クマの場合は、ヒアルロン酸注射の方が向いています。ただし、クマの症状によっては治療が異なるので、まずは医師の診察を受けてみましょう。

スネコス注射でシワやたるみ対策を

スネコス注射は、肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの生成を促進する繊維芽細胞にアプローチするので、根本的な肌の改善をしたい方に向いています。

非架橋コラーゲンなので、化学物質が使われていない安全性の高いことが大きなメリットだといえるでしょう。今までヒアルロン酸注射に興味があったけれど、副作用が心配だった方におすすめです。

気になる部分を少しずつ若返らせることができるスネコス注射で、シワやたるみのない自然な美肌を目指してみてはいかがでしょうか。